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- シリーズ
- QQ 少人数吹奏楽
- 解説
- 日本のおとぎ話の中で「太郎」が付く有名な話として「桃太郎」「金太郎」「浦島太郎」が挙げられる。話の由来や内容には諸説あるが、明治33〜34年にそれぞれの物語を題材にした歌が、文部省唱歌などになって全国的に普及し、物語にも一定の見解が持たれるようになり、今日に至る。
この「三太郎ものがたり」は、その童謡を素材にモチーフを自由に展開したり、スウィングになったりと、色々なスタイルが盛り込まれた作品である。ここでは原作を元にしたミニストーリーを作り、その場面を想像しながら演奏できるように、一文が添えられているのが特徴の一つ。
例えば、原作のモチーフはシンプルなので、共通の音形も多くあります。Ⓒでは「もーもたろさん」のリズムが縮まって、(「金太郎」最後のフレーズ)「はいしどうどうはいどうどう」に移っていきます。そこには、「桃太郎さん、桃太郎さん、あっちの方では『はいしどうどうはいどうどう』が聞こえるよ」という一文を楽譜に載せています。文章は台詞と言う訳ではありませんが、寸劇を加えたり、自由に使っても構いません。
※「はいしどうどうはどうどう」は馬にかける掛け声。 - メドレー収録曲
- 桃太郎 / 浦島太郎 / 金太郎
- ソロパート
- Fl.=8小節、Cl.=4小節、A.sx=2小節、Tb=4小節
- 編曲者
- 小島里美
- 編成
- フルスコア / フルート / クラリネット / バスクラリネット / アルト&テナー&バリトン・サックス / トランペット / ホルン / トロンボーン / ユーフォニアム / テューバ / ドラムセット / パーカッション / ピアノ(opt.)
※クラリネット、アルト・サックス、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム(低音楽器)の最低5名でもアンサンブルが可能です。
※オプションのピアノ譜は、管楽器が不足気味の時に適宜活用して下さい。小音符はガイドメロディーです。 - 使用Perc.
- Drs / (Opt. 拍子木または小さい太鼓)、Timp.、Glck.、Marimba、Xylo.、Vib.、P.Cym、S.Cym、水笛 or W.Bells